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  夜のわたしは、少しずるい女かもしれない…。 06/01 14:04

  夜の街は、なんだか全部が艶っぽく見えるよね。

  車のライトも、コンビニの窓も、わたしのヒールの音さえも。

  昼間は素直で真面目な“いい子”をしてたけど──

  この時間になると、そんな仮面は自然と外れていく。

  部屋に帰って、シャワーを浴びて、

  ゆるく下着をまとっただけのカラダ。

  鏡に映った自分を見て、ふと思ったの。

  “この姿、あなたならどんな顔で見つめてくれるんだろう”って。

  写メは、少しだけシーツを落として胸を寄せた瞬間。

  何枚も撮り直して、ちょっとだけ自信が持てた1枚。

  目が合ったら…どうする？

  そのまま見つめ返す？

  それとも、キスして黙らせてくれる…？

  夜のわたしは、ほんの少しだけ甘えて、

  でもほんの少しだけ意地悪になって、

  あなたを試したくなるの。

  今夜も、触れてくれる？

  それとも…触れられるの、待つ方が好き？

  どっちでもいい。

  だってわたし──

  夜になると、全部あなた色に染まりたくなっちゃうから。